膵ガンって何?

今日LINEニュースを読んでいたら8月8日に沖縄県の翁長知事が死去したと言うニュースが有って、死因が膵ガンと書かれていて知りたいなと思ったので、今回膵ガンを調べたいと思います。

膵ガンとは膵臓ガンとも呼ばれ、膵臓から発生した癌の種類(癌腫)です。

膵ガンを知る前に私は膵臓と言う器官が何処に有って、何の役割をしている等の基本情報を知らないので、先に膵臓に関して調べたいと思います。


写真を見ると肝臓の下で、左に十二指腸が有って、胃の後方に位置していて、形は横長だと分かります。

更に詳しく見たいと思います。

膵臓には前と後が有って、膵臓内を膵管と言う管が通っています。
膵臓の左上に胆嚢と言う器官が有って胆嚢も総胆管と言う管を有しています。
総胆管は膵臓外から膵臓前方内まで通っていて、途中で膵管と合流します。

膵臓の役割は大きく分けて2個です。
1個目は膵液と言う消化液を膵管から十二指腸に分泌する事です。
因みに消化液とは摂取した食物を分解する液体で、消化酵素を含みます。
消化酵素は摂取した食物を分解する時に触媒の役割を果たします。
主要な消化酵素だとデンプンを分解するアミラーゼやタンパク質を分解するペプシンや脂肪を分解するリパーゼ等が挙げられます。

因みにデンプンとは炭水化物から食物繊維を除いた糖質と言う物質の一種類です。

以上から膵臓が分泌する膵液にも消化酵素が含まれている事が考えられます。
何が含まれているかと言うと主にアミラーゼ(デンプンを分解する)やトリプシン(タンパク質を分解する)やリパーゼ(脂肪を分解する)が含まれています。
詰まり膵臓の1個目の役割は膵液を分泌して消化を助ける事です。

2個目の役割はホルモンを分泌する事です。
例えばインスリンが挙げられます。
インスリンは血糖値を安定させる効果を発揮します。
従って、仮に膵臓が機能しないとインスリンが分泌されず、血糖値を安定させられないので、糖尿病を誘発する事が考えられます。

以上が膵臓と言う臓器に関する情報です。

次に膵ガンに関して紹介したいと思います。
膵ガンは膵臓に発生した悪性腫瘍で、大抵は膵臓内を通っている膵管に発生して、段々と膵臓全体に拡大します

膵ガンの最大の特徴は早期発見が困難な事です。
何故かと言うと、膵臓の位置が多くの臓器に囲まれていて検査が難しい事、膵ガン特有の初期症状が無い事、進行、転移が早いので、早期に見つけるのが難しい事が挙げられるからです。

膵ガンを誘発する確定的な原因は現時点ではハッキリしてませんが、参考程度の原因は存在します。
例えば喫煙が挙げられます。
日本人を対象にした一調査に拠ると喫煙者や元喫煙者は非喫煙者に比べると発症率が1.68倍高いそうです。

先程も述べた通り膵ガンには特有の初期症状が有りませんが、関連性が考えられる症状は現れます。
例えば黄疸が挙げられます。
何故かと言うと、ガンが進行して総胆管を狭めると胆汁が通れず十二指腸に行けないので、逆流してしまい体内に増加するからです。

又糖尿病が発祥したり、糖尿病の人の症状が悪化する事が挙げられます。
何故かと言うと膵臓はホルモンの一種のインスリンを分泌する仕事が有るんですが、膵臓が十分に働かないとインスリンの分泌が不十分に成り、血糖値を安定させる事が出来ないからです。

次に膵ガンを見つける方法を5個紹介したいと思います。

1個目が血液検査です。
何故有効かと言うと、膵ガンで膵管が狭められると膵液は十分に通れず、血液中に漏れるそうです。
膵液にはアミラーゼ等の消化酵素が含まれていますので、血液中で発見されたら膵ガンの可能性が有ります。

又血液を調べる事と一緒にガンから出る特殊な物質の腫瘍マーカーも調べます。
但し、ガンが進行してないと検出出来ないそうで、早期発見には使えません。

2個目は腹部超音波検査です。
超音波を使った画像検査で、スクリーニングから精密検査まで可能です。

具体的に言うと、膵臓の膵管が拡張してないかどうか(膵ガンで膵管が詰まって膵液の流れが滞ると、膵管内の圧力が上がり、膵管が拡張するから)等を検査します。

メリットは患者に負担が掛からない事で、デメリットは一定の条件下では超音波が遮られ、十分に検査出来ない事です。
現在の膵ガン検査のメインだそうです。

3個目はCT検査、MRI検査、MRCP検査(磁気共鳴胆管膵管造影検査)です。
因みにMRCP検査とはMRI検査の特殊バージョンで胆管、膵管を映します。

CT、MRI、MRCP検査は血液検査や腹部超音波検査で膵ガンの可能性を確認した場合に行われる検査で、ガンの大きさ、場所、転移しているか等を調べます。

4個目はEUS(超音波内視鏡検査)、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)、PET(陽電子放出断層撮影法)です。
仮にCT、MRIで膵ガンと確証出来なかったら、EUS、ERCPをして、必要に応じてPETの検査もします。

EUSは内視鏡を胃に入れて胃壁越しに膵臓をチェックするんですが、内視鏡の先端にはブロープと言う超音波を発信する装置が付いています。
特徴としては腹部超音波検査と比べると解像度が高い画像が取得出来る事です。
何故かと言うと腹部超音波検査は体外から超音波を当てて検査するんですが、EUSは体内から超音波を当てて検査出来るからです。

ERCPは内視鏡を十二指腸まで入れてX線を使って検査するんですが、膵管に造影剤を入れているので、膵管の状況を詳しく確認出来ます。

PETは腫瘍が悪性か良性かを判断する為に使われる検査法です。

5個目が細胞診、組織診と言う検査法で、上で述べた血液検査でも画像検査でも悪性か良性かを断定出来ない場合に使われる最終手段です。

膵ガンの治療法は主に3種類で手術と放射線と抗ガン剤です。
早期発見が出来たら手術がベストですが、様々な条件が有って、例えばステージ I〜IVa期以内でないと基本的に手術出来ません。

後は放射線、抗ガン剤が治療法と成ります。

手術は膵ガンの完治を目的に実施されます。(完治の可能性が有りますが、手術出来る条件も有ります)

放射線はガンの進行を止める事を目的に実施されます。

抗ガン剤はガンの進行、再発、転移を防ぐ事を目的に実施されます。

今回膵ガンを調べてみて膵ガンの脅威が分かりました。
現時点では予防するベストな方法は解明されていませんが、可能な範囲で対策したいと思います。
例えば、喫煙はした事が無いんで良いですが、肥満に成らない事や、検査を受ける事を実践したいと思います。

今後は検査に関して調べて一回は受けてみたいと思います。

参考
https://www.gan-info.jp/gan/pancreas/mecha/